おはようございます。はごろもランジェリー店主の治代です。
梅雨ですか?というくらい雨が降り続いている広島。昨年の豪雨災害で被災したので、思い出して緊張します。
私が経験した台風や豪雨災害では自宅避難でしたので、お水や食料などの確保はしてありますが、近くの安全な場所に避難するとなると、何を持って行くだろうといつも考えます。
状況にもよるけどお水は重いし、食料もお皿やカセットコンロまで考えていたらかなり大荷物になりそうです。
子どもが乳児の頃は、子どものものばかり必要なものとして譲れませんでした。
あれこれ考えた結果、私は「さらし」を一本用意しています。
布ってすごい!
包帯や三角巾の代用、簡易おむつを作る時、ナプキンがかぶれる時に包んで当てる。
ハサミや裁縫道具があればなお良くて、ブラやパンツが作れます。
だけど、実際避難生活をしていたら、しばらく経ってからじゃないと作れないだろうなぁとも思います。それが、現実…
私の支えははごろものお客さまと手ぬぐいブラでした。
昨年の豪雨災害の後に「手ぬぐいブラキット」をご購入くださったお客さまからのレビューですごく感激しました。
なんと!手ぬぐいブラを仕上げて被災地に届けてくださったのです。
そうか。今は頼らせて貰おう。リキんでしまっていた自分に気づきました。
当時私は日常生活には戻っていたものの、愛車が水没し、腰まで水に浸かったので、こわいやらかなしいやらでなんとも言えない落ち込み具合でした。
ご注文の際に頂くあたたかいメッセージと、商品をお届けするという私の中で最も重要な日課のおかげでなんとか平常心を保っていました。
その頃、ハンドメイドブラを作る方々が被災地にブラを届ける活動もあったそうで、世の中にリラックスランジェリーが浸透し始めていることも見受けられて、繋がっていく想いが素敵だなと感じました。
豪雨災害から1年経った今は、おかげさまで元気に暮らしています。
そんな思い入れのある「手ぬぐいブラ」もこの1年で進化しました。最初は手ならし用の生地でしたが、今はおすすめの手ぬぐい生地を使用しています。
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