よくあるお問い合わせの中に、「シルクを買いたいのですがどこに売っていますか?」という内容があります。
目次
【手作り下着】シルクの扱い方③「シルクはどこで買えるのか?仕入れ先など」
私は広島を拠点にしているのでなおさらなのですが、地方の方ほど、お近くにある手芸屋さんにあまりシルクは売っていないかもしれません。
シルク混のものはありますが、これも稀です。
Amazonや楽天などにも売っていますが、注意して頂きたいことがあります。
「チャイナシルク」はシルクではなくいわゆる通称名でポリエステルのサテンです。
「シルク生地」などで検索すると一緒に出てきてしまいますのでご注意ください。
また、画像が歪んでいるものなど、本当にシルクなのかな?と、思うものが多々あったりします。
シルクの「安全な」探し方
何度か購入してみて、安心だなと思った探し方は
- 近くに生地問屋さんがあれば、そこで話を聞きながら購入する。
- 日本の工場に直接問い合わせをして、有料のサンプルを送って頂いて現物を見て購入をする。
- 着物用生地の反物を購入する。(反物のシルクは基本的にホームクリーニング不可ですので、縮み対応のものなど、調べてからの購入をオススメします)
日本の生地屋さんも有料のサンプルを送ってくださるショップが幾つかあります。日暮里の有名店なども、オススメです。
シルク生地を買う時のポイント
柄物よりも、生成りのものなどの方が比較的扱いやすいです。せっかくのシルク生地でも、染料の影響で、残念ながら痒くなってしまったものもありました。そこが気になるか気にならないかは個々の判断ですね。
シルクは高級なので、まずは目で見て触ってご購入されることをオススメします。
まとめ
すごく発色が綺麗なシルクを見つけて、喜んで買ったら、すごくにおいがキツかったという経験があります。染料の匂いを、柔軟剤のようなもので誤魔化している感じでした。記載はベトナムシルクでした。
また、黒のシルクを探していた時に、やっと見つけたシルク。仕入れてみたら、中国産。ちょっと不安になりました。
買っても商品にならなかったもの、沢山の修正が必要だったもの、色々ありましたが、その経験の中で「好き」が見えてきました。
個人的に好きなのはやはり国産シルク。
それから、柄が綺麗なものが多く高価なイタリアシルクです。
シルク購入の際の参考になると幸いです。
治代のシルクシリーズの次は「シルクの洗い方」について。