《手ぬぐいブラご感想》生地、生きている、生の声。

こんにちは。はごろもランジェリー店主の治代です😊

尺取虫がお花を食べていてところどころ個性的な花びらのカーネーション。。。😂

昨日、高校時代からの友だちから、久しぶりに連絡を貰いました。

ご用は何かと思ったら…

ご主人の知り合いの方が蔵の整理をしていたら、着物が出てきたそうで

「大金持って見においで!笑」というお誘いの連絡でした。

桐の箱の中に敷いてあった新聞紙はなんと!明治だったそうです。お宝発掘なるか…✨

こういうお声がけ頂くことが増えています。ありがたやー。

 

「断捨離」という言葉がありますが、今は捨てること自体も考える必要がある時代。あるものを活かしたり、購入前になるべくゴミが出ない選択をしていきたいものです。

だけど、田舎の蔵ともなると、何代も前のおじいさんおばあさんがのこしたものだったりして、もう今は誰もわからないことも。

価値がわからないままに、高価で代々受け継いでいける様なものだけ二束三文で(要は騙されて)手放してしまったというお話も少なくありません。

皆さま口々に仰るのは「もう残すつもりはなかったんだけど、なんかもったいない様な気がしてね」

うん、それはきっと、御先祖様がとても大切にされてきた雰囲気を感じ取っておられるのかもしれません。でも、話されている方は価値がわからないからと謙遜されてるんだろうなと。

 

いつだったか、お医者さんのお母様(90代)が生前整理されるとのことで、身内の方々には充分手渡され、最後に残ったものをお譲り頂いたことがありました。

正装より普段着物が多い私にとって、宝の山でした。

実はその方も日常的に着物を着ておられる方。だから、小物に至るまでとてもイキイキしていました。

物って、触れていてこそ、生きていると思うのです。

 

だから、蔵の中の眠っていた着物達が、どんな感じなのか…今まで聞いた中で一番の古さなので、ちょっとこわさもともなっていたりします😅

生きてくれたら、いや、生き返ってくれたらいいなぁ。

 

先日、とても嬉しいことがありました。

型紙や手ぬぐいブラキットをご購入くださっているお客様から

「ブラの紐の名前と売っているところを教えてください」とお問い合わせを頂きました。

 

紐の名前はTシャツヤーンだとかニットヤーンだとか、ロシアヤーン、などの名前で売られているのですが、手芸店では見当たらなかったそうです。

私は、ネットショップで購入していて、今回もおすすめのお店をご紹介しました。

iTTo ethical market

だけど、こんなに使うかな…量の多さと送料のことを考えてしまいます。

と、正直にお伝えしたら

ご自宅にあるTシャツを切って、使われたそうです❣️

そう。結果的に、ご判断くださったのが、Tシャツの再利用だったこと。

そのことがなんだかとっても嬉しかったです😍

 

こちらが実際頂いた手ぬぐいブラキットのご感想と、紐についてのご質問です。

こんにちは。先日手ぬぐいブラの作り方を購入させていただきました。手ぬぐいと紐も入っていてすぐに作れて今日から使ってます。私は市販のブラジャーを付けるとゴムの影響か脇がミミズ腫れのように腫れたり痒くなったりで大変でした。
でも今日着けた感じそれが全く無く本当に楽で最高です。
また、胸が大きめなので少し小さく見えるのでそれも嬉しいです。

さて、購入の際に入れていただいていたブラ紐なのですが、
ネットで検索しても出てきません。不器用なので布紐を自作できるとは思いません💦
見た感じ切りっぱなしの布の紐のようなのですが、手芸品店ですと何と探せば買えるのでしょうか?
私にとっては紐もかゆみが発生しない為の大きな要因なので。。。
もしHPなどに載っていたらすみません。教えて下さい。

 

痒いってね、痛い感覚の一歩手前のものらしいので侮れなくて。我慢とか出来ないし、結構眠れないほど辛かったりもする。

それが、手ぬぐいブラやコットン100%のTシャツヤーンで、少しでも落ち着くならこんなに嬉しいことはありません。

作るのも、お子さんと楽しくされているそうです❤

悩みと、紐のこと。ブログでご紹介させてくださいとお願いしたら、お役に立てるならとご快諾頂きました。

生の声は皆さまの心にダイレクトに響きます。

ありがとうございました❤

生地、生きている、生の声。

全部同じ字を使いますね✨

 

 

故きを温ねて新しきを知る

手ぬぐいがブラになるだなんて、手ぬぐい作った人はきっと驚いてるだろうな🤣

まぁ、でも、晒と考えたらなんか普通で。ただ、巻くのとは違う、ブラなのがやっぱり面白くて。ぐるぐる巡る、この感じ。

 

 

今回も大事なこと、沢山教わりました。

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