こんばんは。はごろもランジェリー店主の治代です😊
昨夜また新たな作品が仕上がりました。
以前、水通しの時点でちょっと大変だった『菊青海波』のアンティーク反物を使いました。
日本の国花は〇〇?縁起柄の地模様が美しい絹の反物 (relaxlingerie.com)
作りたい形、生地の組み合わせなど、思いつくまで、いつも見える所に生地を置いて眺めています。
作りかけて、納得いかないまま、何年も置いていたこともあります。数年後に急に形になったり。。。
例えばこちらが、そうでした。
逆に、すぐに形になるものもあります。
お客様に「こんなふうなものが欲しい」と、イメージを伺ったらぴったりの生地を持っていたり。
なので、ショップでどうしても気になるものは、買うようにしています。
インスピレーションを大事にしたいのです。
今回の作品は、個性が強く、生地に方向性があるので裏地をどうしようか考えていました。
たまたま並べて置いた別の生地が、相性が良くウエストと裏地になりました。
あの、大きな花柄の付け下げ反物の、無地の部分なのです。
ピンとくるってこのこと。
夢中になって仕上げました。
アンティーク反物のシリーズも、少しずつ作品がたまり始めましたので、minneで展示し始めました。
商品説明で熱く語っています。
もしよかったらご覧ください。
はごろもランジェリー byツイン♡ハート~haru to aki~さんの作品一覧 | ハンドメイドマーケット minne
私が、かなり力を入れた作品ではありますが、私的に感じているのは生地を作られた方の想い。
そりゃ、まさか下着になるとは夢にも思わなかったでしょうけど、あのまま眠ったままでは悲しかっただろうと思います。
同じ作り手の立場として、絶対に活かす。
ため息が出るような美しいものに、仕上げる。。。
もちろん、余すことなく使いきる。
そんな想いで作っています。
今回使った型紙ははごろもショーツ蓮です。
生地をめいっぱい使いたい。そう思った時に浮かんだのが蓮でした。
翻訳のふみかさんに写真を見せたら、とろみのあるシルクは、内ももに当たる感触が気持ちいいのだと言っていてまさにその感じだなぁと思いました。
いつもシルクでおすすめする型紙ははごろもショーツ梅です。梅のこと書いたのも昨日ですしね、自分でも昨夜作るタイミングで蓮を選んだことは意外でしたが、この菊の青海波はなんだか中性的な感じがしていて、男性に履いて貰うのもいいですね。
着物の生地的には完全に女性もののはずなのですが、柄の力強さからそう思うのかもしれません。