おはようございます。はごろもランジェリー店主の治代です😊
今日は立春。旧暦では元旦ですね。今年は太陽暦のお正月に初詣に行ったりしなかったので、なんとなくぼんやりと過ぎていく日々でしたが、今日こそひとつの区切りという感じがします。
さてさて、その、区切りの日に。
私がお話したいことは、最近気づいたこと。
タイトルにもありますが
『美しいものが好き』
なんかほんと、何に関しても言えるのですが
日常の中で私が喜ぶものって
景色だったり、人だったり、まぁ、リアルに生地(もの)だったり、ふつふつと湧き上がるような、美しさに惹かれてるんだなぁと思いまして。
今年はそれを全面に出して行こうと思います😄
昨年は
「お手本になるような作品作り」
を、目標に一年、過ごしました。
下着は身近なもの。ハードルを上げず、誰もが作れたり、初めてのチャレンジが出来るように、進めて参りました。
・ファーストふんぱん
・簡単な作り方
そして、私自身も手さぐりで、初めてのことを少しずつ。
和の会は、最初イメージしていたみんなで集まるという目標が、緊急事態宣言などがあって延期になりました。
元々、「作り手」メインの職人が本業の私が、Instagramとか、動画とか、オンラインお茶会。まぁ、なんか色々尻込みしがちですが、ぼちぼち進めています。
これを同時進行しつつ
『和を意識したシルクランジェリー』を
より厳選した素材で
こだわってこだわってこだわって
うっとりするような
ワクワクするような
ときめくような
作品づくりをして行きます😍
これは、ただ新しいことにチャレンジするのではなく原点に還りつつ新しいことを加えています。
元々私は「シルクのふんどしパンツ屋さんharu」でした。
シルクのふんどしパンツは、たくさん作れません。
簡単にも作れません。
シルクは手芸屋さんにはほぼ売ってないです。
でも、、、私はもうひとつの顔があり、着付け師でもあります。
着物の着付けを習い、和の文化を身近に感じて過ごす中で
ふと、点が繋がって、線になりました。
着物では絹(シルク)が多用されています。
・シルクは本当に手に入りにくいのだろうか
・シルクは本当に扱いにくいのだろうか
・日本人にとって身近だった絹
・着物はだいたいおばあちゃん世代まで
・なので、着物を眠らせている人が多い
・もう作れないものもあるというのに価値がわからなくなっている
・昔の技術は凄い
こんなに、魅力的なのに
伝えなきゃ!実感してもらわなきゃ!
私、日本人に生まれて良かった♡
そして、現実の着物を着るハードルの高さに驚きます。
私にとって、着物は普段着~正装までなんでもあり、一般的には着物は正装。
呉服屋さんが嘆いておられました。
「日本人が日本の文化を知らないから海外からいらっしゃった方に質問されても答えられない」
あなたの様な方に、広めて貰いたい。
忘れないで。日本人の心を。
そう、仰いました。
着装文化。そして、着物を着るというハードルの高さに、そこでは救いきれないほど貴重で大切な生地たちを生まれ変わらせて、生かすことが私なら出来ると思いました。
着物は凄いんです。ほどいて繋げると、元の反物に戻ります。
下着では同じことは出来ませんが、ハギレも余すことなく使いきります。
これは、リメイク。襟の部分をそのまま、ウエストにしました。
生かすことは出来る。
頭に浮かぶ言葉は
『好きこそものの上手なれ』
大きな目標に見えますが日々することはコツコツと小さなこと。
今年も、今日も、明日も。変わらずコツコツやっていきます😌