こんにちは。はごろもランジェリー店主の治代です😊
今日ははごろもショーツ椛(もみじ)の型紙について。
【ふんどしパンツ型紙】はごろもショーツ(椛)のパターン ※レシピ付 | ハンドメイドマーケット minne
レシピには書いてない魅力がいくつかあるのですが
ちょうど、ご質問を頂いたので、今日はその魅力について書こうと思います✨
その前に。
身に纏う布製品を作る時には
いくつかの工程があります。
私がよく皆さんにおすすめしていることがあって・・・
それは
「採寸」「仮縫い」「試作」です。
この3つはお裁縫の基本でもあるし、失敗しない為の手段でもあります。
最初から、好きな生地を使って作るのもダメでは無いけれど…
かなりスリリングな気がするのです😅
決まりではないから、自由。
でも、もし、お気に入りの生地で失敗したくないなと思ったら
古着や手に入りやすい生地で試作をしてみてください。
それで
あぁもう少し股上が深い方がいいなとか
足回りがきついからもう少しフリフリを広げようかなとか
お好みに合わせて作るのが、型紙の理想的な使い方です。
製品に身体を合わせるのではなく
身体に合ったものを作るのが
手作りの醍醐味。
でも、その作業を難しく感じてしまう方も、少なくありません。
はごろもショーツ椛(もみじ)型紙は
股上も、ウエストも、サイズアレンジがしやすい様に考えて作っています。
それと、クロッチ部分がなんだか2種類で各2つの線が書いてあって
なんだこれ?短くなぁい?と、思った方もいらっしゃると思います。
実際、クロッチ部分は延長して作られている方も見かけます。
話が逸れてしまうので小さく書きますが身体の厚みというか、お股の長さも幅も人それぞれです。
だから、実はもっと短くて良い方もいらっしゃるでしょうし
むしろ、クロッチ部分は不要な方も。これは価値観次第というか・・・下着の奥深さを感じます。
型紙を使ってアレンジする時に、小さいものを大きくアレンジするのはラクで、その逆は手間がかかるからなのです。
クロッチは履き心地的に縫い目がカーブしているタイプが、私は個人的には好みです。
優しい印象になるし💕
で、なんで、まっすぐのタイプがあるかというと
第一はスマートに見えるから。
優しく見せたい時、スマートに見せたい時。
縫い目ひとつでも印象は変わります。
それから
実はこれ、レシピには書いてないのですが「切り替えデザイン」の時に有効なんです❣️
【受注生産】リラックスショーツ/はごろもショーツ椛 [すっきりタイプ] リバティ生地使用(ベッツィ ベリー オレンジ系)ホルダーなし HS004-S2104O | ハンドメイドマーケット minne
前置きが長すぎですね。
ご質問頂いたのは当店の「リバティ生地を使った椛」の様に、切り替えのあるデザインの作り方についてでした。
以下が私の回答です。
はごろもショーツ椛の型紙の2種類のうち「すっきりタイプ」で作りやすいです。
型紙にクロッチのつけ位置があると思うのですが、カーブの少ない縫い目がまっすぐの小さいタイプのクロッチつけ位置が、切り替えの位置に適しています。
ここに、5mmから1cm程度の縫い代をつけ、中表にして縫い合わせます。
クロッチはカーブしているタイプを選んでも構いませんが、ストレートのタイプ(小さいほう)だと、外からみた時の縫い目が綺麗に仕上がります。
前身頃(リバティ)と後身頃(無地)との縫い合わせ部分を、クロッチをつける際に隠す様にして縫います。
型紙をお手元に、説明をご覧くださるとよりわかりやすいと思います。
縫う方法や道具、クロッチをホルダータイプにするか否かでも、作り方が変わります。
こんな風に色々アレンジしやすい工夫をして作った型紙です。
レシピはには書ききれず、シンプルを心掛けて作ったので
わからないこと、聞きたいこときっとあると思います。
そんな時には公式LINEをご利用ください。
余談ですが、ふんどしショーツがどーしても食い込むの!って悩んでる方がいらっしゃいましたら2つ試してみて欲しいことがあります。
ひとつは
股の部分にゆとりを持たせる履き方をしてみてください。ウエストを下げて履く感じです。イメージはいつか若い男子に流行った腰パンです🤣←笑いのツボがズレているとよく言われる私の独り言💦
もうひとつは
ウエストに入っているゴムを生地の上から両手とも親指と人差し指で挟み、おしりの真ん中辺りからウエストに向けてそれぞれ外側になぞってみてください。ウエストのゴムと生地の位置が変更されるので、くい込みが緩和されます。
※着物を着るときの方法を基にしています。ブラの着用方法にも出てきます。
あ〜。作る時にゴムが通りにくい(とくにフリフリタイプ)って仰ってた方のお話もしたいなぁ。
ゴムが迷子になったらお迎えに行ってあげると良いです🌟
この2つのお話は機会がありましたらまた今度♪