おはようございます。はごろもランジェリー店主の治代です😊
今日は霞んだりしていないので、外に出ても大丈夫かな〜👍くしゃみは止まならいけど😂
どうも、私の身体は黄砂やPM2.5が苦手な様です。でもね、あんまり気にしすぎないようにしています。
この時期、気温変動が激しくて薄着になりがちですが「花冷え」という言葉があるくらいなので、身体を冷やさない事だけは気をつけようと思います。冷えると鼻づまりになるので。
さてさて。昨日もお話した通り、私は生地を触っている時間がとても好きですが
それと同じくらい生地のことを調べて知ることも好きです。
歴史のことも学べたりするので、本当に奥が深いです。
ということで、今日はちりめんのお話。
私の中でちりめんと言えば…丹後ちりめん!
とばかり思っていたのですが、有名なちりめんがもうひとつ。
それが「浜ちりめん」です。
ちりめんの技術はもともと、1500年代に大阪に入ってきました。
浜ちりめんは1700年代から滋賀県の長浜市で作られた様です。
最初、当時の首都で販売をしようとしたら競合を恐れられ
最終的に受け入れて貰った長浜でしっかりと根付いた産物となっていったという経緯があるそうです。
恐れられる程…品質の良さが伺えます。
思えば、最初に渡来してきてから500年も経っているのに、今も変わらず存在するちりめん。
技術がずっと伝承され、手間をかけて製品になることを想像すると、感謝の気持ちでいっぱいになります。
それに、お蚕さんの繭から作られる絹で出来ているので
糸になるまでの工程もまた、果てしなく手間のかかる作業だと思います。
今回の「浜ちりめん」は多用途に使えそうだし、いよいよ草木染めにもとりかかれそうで、ワクワクしています。
浜ちりめんに限らず、シルクの良さは、いつもお伝えしていますが
「お肌に近い」ということ以外にも良いことが沢山あります。
吸水性と速乾性が綿よりも優れていて、夏涼しく冬暖かいです。
また、保湿性が良いことも知られていますね。
着物は重ねて着るから空気の層が出来るのですが
身体の部位によって、通気性の良い所(下半身)
弱いところは固定して暖かくしておきたい所(帯の部分)
汗をかく脇の部分は見えないけど空いているなどバランスが取れているのもすごいなと思います。
そこに、シルクの特性が加わると最強!(笑)
生地の個体にもよりますが薄さや軽さも特徴のひとつで
重ね着する着物の他に、登山の時にも愛用されていることは今回調べていて初めて知りました。
新しい繊維技術は本当にすごくて
このシルクに似せた素材もあるし
痒くならない化繊のものもありますね。
絹織物も、昔に比べると機械化はされているけれど
使っている素材そのものは変わらず存在し
新しく入ってきたものと共存しているところがまた
素晴らしいことだなと思います。
昔より、選択肢の幅が広い分だけ
迷うことも多いであろう今の時代ですが
これだけの月日が流れても廃れていない文化。
シルクの良さはぜひ肌で感じてみていただきたいです💕
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花粉、黄砂、PM2.5、紫外線?どれのせいか、他の原因なのかわかりませんが、肌荒れしやすい時期でもあります。
苦いものを食べて身体の内側から、毒出しする季節でもありますが、紫外線からも守ってくれるシルクは心強い存在ですね。
不織布のマスクが荒れてしまう私はおやすみ用のシルクマスクを、外出時もしています。
耳かけ部分も荒れがちなので、コットン100%のTシャツヤーンをスライド結びしています。
同じようなお悩みの方、いらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。