はごろもランジェリーの取り組みで
もうひとつ目指していることがあります
それは「ナチュラルカイロの材料を自分で作る」こと
ナチュラルカイロは、天然素材を布袋の中に入れ
電子レンジや煮炊きする鍋の蓋の上であたためたら
約30分程度、身体の一部をあたためることが出来るカイロのことです。
ナチュラルカイロは私が呼ぶ造語。(名付けた頃ナチュラルという単語がマイブームだっただけ)
ホットパックとか、温湿布などと呼ぶ様です。
私が幼い頃、私の子守をしてくれていた祖父の姉が
喉が痛ければ塩を炒ってガーゼに包み、あたためてくれていたこと。
曽祖母と作ったお手玉の中身は、一緒に殻むきをしたあずきだったこと。
生まれ育った環境で知り得た知識と
自分自身の身体の悩みから
自分の為にと作ったもの。
ありふれていて、でもどこか懐かしい。
そして、ちゃんと理に叶っていることが今ならわかる愛しいものたち。
「あるもの」から作っていたけれど
作品となるときちんと揃えて販売してきました。
小豆、大豆、お米、唐辛子、お塩、米ぬか
日本で作られたもの→広島のもの→さらに地域を限定した地産地消のもの→自家栽培
これを出来る限りやっていきたいと思い始めました。
さて、それが叶うかどうかはこれからのことで
なにはともあれやり始めました。
早速育てる場所選びの失敗をしてかぼちゃと小豆がこんがらがっています。笑
やり始めると次々湧いてくる疑問。
大豆って枝豆と一緒、種は?どのタイミングで取ると大豆?
小豆は栽培が難しいと聞くのはどんなところがそれにあたるのかな?
お米は、祖父母の代まではお米農家だったけど今のところは広島県産を使わせてもらおう。
こんな感じでひとつひとつのことを整理しながら
目標に向かってじわりじわりと進んでいます。
お店に行けば「買える」んです。
そのありがたさも感じながら。
生産者のお手間を労い
そして
元は食用なことを忘れずに☆
米ぬかカイロは糠床になります。
玄米、小豆、大豆は言わずとも知れた
調理したら食べれるもの。
曽祖母と作ったお手玉の様に自家栽培だと
食べられない部分だけを選んだものも
出てくるかもしれません。
どんな流れになるのか、私自身もわかりませんが
畑で育つ豆たちを見守りながら、私は今日も、カイロを作っているのでした。
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