こんにちは。はごろもランジェリー店主の治代です😊

昨夜、めちゃくちゃ久しぶりにお酒を頂いたら、頭痛。超のんびりな寝正月を過ごしておりました😂

今日は着物のお話です👘

お出かけの予定は無いけど着物が着たくて、どれを着ようか考えていましたが

そういえば、今ある着物の全てには袖を通しきれていないなと気づいて今の季節に着れそうな着物を出してみました🥰

祖母や母、おばのものもありますが、普段着物を着ていると知って貰って、お譲り頂いたものも沢山あります。

どうしてもそのまま着れそうに無くて解いてリメイクしたものもありますが、なるべくそのまま着ようと思っています。

この着物一枚一枚が、私の元に来るまでの、その経緯自体がとても大切だからです。

中には、私よりも遥かに年上のアンティークと呼んでいいようなものもあります。

昔は軽装(今で言うジーンズのような)のものでも、もう作られていないものもあるそうです。

知らなかった頃は「私の元に来るものは高級品ではなく、普段着」と思っていました。それは本当なのですが、今は想いがだいぶ違います。

リサイクルショップでは二束三文で販売され、明らかに高級品とわかるものだけが取り引きされるケースも実際あったと聞きました。

その「残り物」を頂いて、私は大喜びでしたが🤣

【残り物には福がある】

普段着る着物は洗えたりすると重宝しますが私はポリの着物を持っていません。避けてるのではなくて古い着物ばかりだから無いのです。

あるのは絹、ウールとか、綿とか。(絹も、色落ちや縮むものはだいたいわかるようになってきたので、大丈夫そうなものは洗います。)

この着物たち、素材や織りや染めなど考えるとかなり手間がかかっています。和裁士さんの手縫いですし。

先日も友人と話して居たのですが、この着物達の価値が上がる時が近づいているのでは?

Twitterで、二束三文で売られている着物を購入することを「救助活動」と仰られているのを拝見して、その表現好きだなと思いました。

知れば知るほど、触れれば触れるほど、その価値がわかる。

お洒落で綺麗で何故かイマドキっぽい。個性溢れる着物一枚一枚が愛しくてたまりません。

写真一番左は、真ん中の息子の卒業式に、どうしても着てみたかった「黒の絵羽織」

紋入りや紋無し、あとは柄によって着ていくシーンは異なるそうですが、概ね略礼装になるらしく。

着物も紋入りなら格は問題ないそうですがコートだと室内で脱ぐ必要があるので、寒さ対策として羽織を着たい。となると、式に相応しい羽織は持っておらず…

調べていくうちにこの黒の絵羽織の魅力にどっぷりと浸かっていきました。

昭和中期に流行ったそうなのですが、再び流行らせたいと思うほど。

こうやってコツコツと発信することで、着物を愛する人が増えてくれたら嬉しいなぁと思います。

格だとかわからないから手を出しにくいと思いますが

まずは、身近なところで、浴衣でもなんでも、お持ちの小物を洋服の時でも取り入れても良いですし。

日本の伝統文化を、日本人の大半が知らないのが残念だと、呉服屋のご主人が仰っておられました。

私も同感です。

今年は新たな試みとしてアンティークの反物などを「救出」するべく、活動していこうと思っています。

こんな素敵な芸術品を眠らせていてはもったいないですから😍

 

 

 

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