こんにちは。はごろもランジェリー店主の治代です😊
今日は作品作りに欠かせない道具「針」についてのお話です。
薄手の布を扱うことが多いので、以前から欲しいなと思っていた「薄地用の細いまち針」
手芸屋さんで見てもピンと来ず。
そんな話をふとしていたら主人が「広島って針の産地らしいね」と教えてくれました。
(私が知ってる針はオルガン。オルガンはミシン針で産地が長野県。広島のは???)※後で調べたらオルガンの創始者も広島に学びに訪れていたそうです。
私、知りませんでした。
調べていくと、300年もの歴史がある地場産業で、しかも私の生まれ育った地域で根付いたものでした。
300年って、遡ると江戸時代です!驚きました。
実は私の祖父と父は、針ではありませんが金属を加工する工場を経営していました。ですので、何だか親近感♡
でもなんで知らなかったんでしょうね。有名な地元広島が産地の着物生地、備後絣のことも、お客様から教わった私。
祖母達からのお下がりの着物に絣が多くて、私はてっきり良いものは他の人の手に渡ったから普段着で着物を着てる私に、普段着の絣が渡って来たのだと思い込んでいました。←酷い思い込みです😅
はるさんの地元は備後絣が有名ですね。伊予絣も近いですね!そう教わった時、ありがたいやら嬉しいやらでした(笑)
私は祖母達の住んでいた田舎はまさしく備後絣の産地に近い地域です。ありがとうね、ばあちゃん達。
私、地元大好きって思っているけど、まだまだ知らないこといっぱいだなぁと思ったのでした☆
話は戻りまして「広島針」のこと、調べていくうちに、辿り着いたのは「チューリップ株式会社」でした。
可愛い名前。とは裏腹に、歴史と伝統の技にはこだわりが沢山詰まっている様です。
今回、私は目的の細いまち針は「しずく」という名前のものを。そして、学生の頃依頼買い替えたことが無かった(ばあちゃんのを拝借してたからってのもある。笑)手縫い針も新調しました。写真にある、鳥居さんのある赤い箱の中に、手縫い針は入っています。
そういえば、ハンドメイドのお師匠さんに針供養のお誘いを頂いたことがあったけど前回は行けなかったので次は古くなった針を持って行こうと思います。
早速、まち針を使ってみました。
針、なんでもいいと思ってましたが!これは違う!!こんなに違うんですね。びっくりだ。
同じ形のものは安くてもあるけれど、形が同じだけで、違うものだと認識しました。
しなる。繊細。布の通り方がスムーズ。感動しました😭
私の地元愛が深まったこの「広島針」私が利用させて貰ったのはこちらのネットショップです。
チューリップ株式会社
広島針
もっと身近に感じてみたい。作っている所を見てみたいなと思いました。
大切に使わせていただきます♡
ちなみに、余談ですが写真に写っているまち針の入れ物は友だちが私の誕生日プレゼントでくれた波佐見焼のお品。
糸巻き風に作られていて、マグネットになっているので針が取りやすい上に外しながらミシンを進めるのも楽々なスグレモノ。
血筋のせいなのか職人技が光るお品が大好きなのです✨
皆さまのお気に入りの道具、ありましたら公式LINEの個別メッセージより、私に教えてください😉💗お待ちしております。